日曜大工やDIYなどで釘やねじが必要になったこと場面はよくありますよね!
もしかすると職場なんかでも使う場面にあったりします。
でも釘とねじとの違ってなにでしょうか?
またどのようにして使い分けたらいいのでしょうか?
ゆきろう
今回は釘とビスとの違いや使い分けについて解説しています!
ご参考になれば幸いです。
釘とビス(ねじ)の違いについて
どちらも木材同士を固定する物です。
木材以外にも、鉄/コンクリート/アルミ/プラスティック/などにも使ったりします。
釘とビスとの大きな違いは釘は手でハンマーで打ち込むのに対して、ビスは頭の+、ーのどちらかを回せば(電動ドライバーなどで)締め付けることができます。
ハンマーで打ち込む方は釘。
回して締めるのはビス。(主に電動ドライバー)
昔の日本建築ではよく釘が使われていましたが、今の建築はビスの方が多くなりました。
ビスと釘どちらが強度強い?
ビスは引き抜く力に強い。
どちらも強度があるのでどちらがとは一概に言えませんが。
ビスの方が引き抜きにくいと言われています。
これは性質的に、引き抜きの力に対して強い効果を発揮します。
木材同士を付ける時はビスの方がしっかりつきます!
釘は水平の力に強い。
釘の場合は横の力に対して強いと言われています。
地震が来れば水平に揺れることが多いので外壁の下地などは釘で留めたりします。
引き抜く力はビスに比べると弱いですが、横の力は釘の方が強いです。
また木材の場合、木割れという現象が起こります。
これは「木がさけるように割れる」現象のことで、ビスの方が起こりやすいと言われています。
釘は細いので木割れが少なく済むことが多いです。
大工さんはこれらの特性を考慮して釘とビスを使い分けます。
釘を使うメリット
- 細くてもねばり強さがある!
- 木割れしてしまう場所に最適!
- 斜め打ちでも大丈夫!
- 電動の釘打ち機があるので、連射ができて効率が良い。
- コンクリートへ打てる。
釘は細くてとても強度があります(ビスも強度がありますが)。
それでいて、かなずちさえあれば打てるのも魅力的です。
安価な物も多く売られています。
デメリットはビスに比べると少し難しいことでしょうか。
まっすぐ打つには少し練習が必要かもしれません。
あと複数本打つと音が結構響くのでこちらもデメリットに入るかもしれませんね。
ビスを使うメリット
- 木にねじ込むため引き抜けにくい!
- ステンレス製で錆びにくい!
- やり直しがしやすい!
- 素人でも使いやすい!
- 現在はビスを使う頻度の方が高い。(種類が豊富)
ビスのほとんどはステンレス製です。
なので雨にも強く錆びることはあまり無いです。
現在ではビスの種類も豊富で多種多様になってきています。
欲しいビスが売っていない!ということは珍しいと思います。
デメリットはビスの場合、電動ドライバーが必要です。
電動ドライバーを使うためには充電やビット(先につける金具)が必要となるので少しコストがかかるかもしれませんね。
電動ドライバーは、初め少し練習が必要ですが慣れれば工具の力でビスを締めてくれるので楽ですね。
釘とビスどっちを使えばいい?
木と木をくっつけるのは?
ビスの方がいいでしょう!
木材同士の接着は、接着剤を使う方法とビスでつける方法があります。
釘でつけようとするのは少し難しいので、ビスの方がいいでしょう!
しかしビスでつける時も木割れには要注意です!
油断するとすぐ木割れしてしまいます。
その予防として下穴を開けたりします。
こちらも長くなりそうなので別記事で紹介します!
ビスと釘スピード的に早いのは?
どちらも慣れれば早いです!
ただ用途が違ってくると思うので一概には言えません。
釘は手で打たないといけないので、疲れてきます。
疲れるとスピードも落ちるので、大量に打つ場合はビスの方が良さそうです。
でも電動ドライバーも重いので一日中使っていると疲れます(笑)
初心者はどっちの方がいい?
初めてで迷われている方は断然ビスの方がいいと思います!
電動ドライバーを購入するのは少し痛い出費ですが、あるととても便利なので最初に買っておきたいですね。
釘打ちの際、ハンマーで手を叩いていまうことがよくあります。
慣れていないと、手を叩き怪我をしています。これがかなり痛いです!
ビスの方がまだ怪我をする事はは少ないので初めての方にはおすすめです!
どちらも気をつけないといけませんが。
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